うちの会社では年に2回、自部署と他部署の上長と面談を行います。
面談を通じて、自分のスキルで何が足りないのか、どういったことを意識して仕事をしていくべきかを考えるようになります。
会社としては従業員に自身のキャリア形成を意識してもらうことで、従業員の働く動機づけを高めようとしているのでしょう。
私も他部署の上長と面談を行いました。
その上長は私が製造と外注管理にいた時の元上司です。※仕事遍歴参照。
私の上司だった期間も長く、私のことをよく理解しています。
その上長に「自分に足りないスキルや能力は何ですか?」と聞かれました。
私は周囲との人間関係で問題が発生することが多かったです。
今では発達障害に対する知識も増え、その原因が自分の他者に対する共感力の無さから来るものであることを理解するようになりました。
私は正直に自分の気持ちを伝えました。
「自分は他者に配慮せず行動してしまうことがあります。そのため周囲の人をいらだたせたり、不快な気持ちにさせてしまうこともありました。今後は相手の気持ちを考えてチームとして気持ちよく仕事を進められるようにしていきたいです」
その上長は「すごいね。自分のことをちゃんとわかってるね」と笑ってほめてくれました。
「色々な人と面談してきたけど、案外自分の課題を把握していないことも多い。自分の課題をきちんと理解しているだけすごいよ」とも言ってくれました。
今までは周囲との人間関係で問題が起きても、何が原因なのかよくわかっていませんでした。
自分の発達障害の特性を受け入れるにつれて、その原因がわかってきたように思います。