発達障害の特徴としてよく言われる過集中。
仕事でもこの特徴が現れますが、私の場合は勉強についても起こります。
ずっと過集中が続くわけではありませんが、数年おきに集中して勉強したくなることがあり、その時は何でも頭に入ります。
大学時代は中国語の勉強に熱中していました。
今から20年前で、人口も多く経済発展の余地が大きい中国に注目が集まっていました。それで勉強を始めたんですね。
それまで20年生きていた当時の私は、自分の中に違和感を感じていて「何かしっかりしたスキルがないとダメだ」と危機感を持っていました。
普通に何もせず社会に入っても、自分の不器用さ、人とのコミュニケーションが下手なことからくる劣等感にさいなまれて、埋もれていってしまうと感じていたのです。
発達障害から起こる劣等感は悪いことばかりではなく、人を大きく成長させるばねにもなると思っています。
私の場合はそうでした。
大学時代は本当に中国語漬けというくらい中国語の勉強にどっぷりつかっていました。
成長しつつある国で色々な国籍の人と交流できた私の大学時代はとても充実したもので、その時の経験は自分の中の自信になっています。